FXはリスクコントロールが自由
FXでは、為替レートの変動によって大きな利益を生むこともあれば、その逆に大きな損失が出る恐れがあります。損失が出る場合とは、為替レートの読みがはずれた時のことですが、あらかじめ予想が外れた場合を想定して、損失を抑えられる(限定する)仕組みがFXにはあります。
外貨預金や外貨MMFでは、投資した時点から円高に振れてしまうと、損失がどんどん膨らんでいきますが、解約しない限りはそれを防ぐ手だてがありません。損失が膨らんでいくのを指をくわえて見守るしかないのです。一方のFXは、ここまで損失が出たら『手じまい』するという注文を出しておくことができます。
そうすることによって損失を限定できて、その時点から新しい注文(取引)を出して再スタートということになります。いくらまで損失を許すかは、投資家自身の判断によりますので、リスクコントロールが自由なFXは、資金(証拠金)管理をする上でも有利な投資商品といえます。
損失を限定するロスカットとは?
為替レートの読みがはずれて相場が予想と反対方向へ動きだした場合、損失が膨らまないように早めに損失を確定させる注文を出すことを『ロスカット(損切り)』といいます。大げさに言うと、FXではこのロスカットを徹底することが長く続けられる最良の方法です。負けを限定して、勝ちをコツコツ積み上げていくことが、何よりの『負けないトレード』なのです。
どのくらいの幅でロスカットを設定すればいいのか?
これは人それぞれと言うしかありませんが、勝っている方が出版している著書を読む限りでは、20pips~30pipsというのが多勢です。自分の決めたロスカット幅でスパッと潔く負けを認めて損切りすることが大切なのです。
FX業者のロスカットルール
口座に入っている以上の金額を動かせるのがFXの魅力ですが、取引するためには、一定水準以上の金額(証拠金)がキープされている必要があります。業者によってその比率は異なりますが、預入残高(有効証拠金)が取引するのに必要な証拠金の50%を下回ると『マージンコール』という警告通知が来て、証拠金の追加を要求されます。
マージンコールが発生した場合、投資家は決められた時刻までに追加の証拠金を差し入れたり、ポジションを決済するなど、必要な『証拠金維持率』を満たさなければなりません。マージンコールに対して無策でいた場合、『ロスカット』に移行され強制的にポジションが閉じられてしまいます。このことを『ロスカットルール』といいます。
強制的にポジションが閉じられるなんて怖い。。。と思われる方もいるでしょうけど、これは損失が無限大に拡大して、資産が全て吹っ飛んでしまうのを防いでくれる、良心的な『安全装置』であるとも言えます。逆を言うと、マージンコールやロスカットルールがない業者の方が怖いのです。
これだけは知っておこう! FX基礎の基礎
証拠金取引って?他国の通貨を買ったり売ったり。為替変動や金利差で利益を獲得するのがFXの基本。外貨預金との違い、利益の出る仕組みは?
FX大流行のワケ外貨投資の中でも人気が高く参加しやすいのがFX。その魅力とは?FXを取り巻くリスクも知っておきましょう。
取引業者を選ぶにはFXを取り扱っている会社は何十社もあり、それぞれ特徴を持っています。メジャーで信用のある業者を選ぶのも大切。
損失を最小限に食い止める方法FX初心者は、感情に流されやすく、ついつい衝動的なトレードをしがちになります。相場での損失を最小限に食い止めるのがポイント。